偏頭痛(片頭痛)
片頭痛はその名の通り、片側の頭痛として現れることも少なくありませんが、痛みの現れる部位が左右変動する場合や、両側が痛むが左右で差がでる場合、両側が痛む場合など痛みの種類はさまざまです。
片頭痛は決まった片側のみに現れる頭痛ではなく、「偏った痛みがあらわれやすい」と理解していてください。
片頭痛の特徴は以下のとおりです。
1. 脈に合致したズキンズキンとした痛みである。
2. 痛みは頭の片側の時が多いが、両側の時もある。
3. 頭痛は、数日~数週間の間隔をおいて発作性に現れる。
4. 一回の頭痛は数時間から3日で治まる。
5. 頭痛発作の時に、悪心(吐き気)、嘔吐などを伴うことがある。
6. 頭痛発作の時に、強い光や大きな音、不快なにおいで頭痛が強まることがある。
7. 明け方から目覚めの時に頭痛発作が起こることが多い。
8. 頭痛の強い部分を手で圧迫すると、その間は痛みが和らぐ。
9. 遅くとも30歳までに発症する。
10. 頭痛発作の時、またはその直後に下痢や発熱などの症状があらわれることがある。
11. 血縁者の中に似たような頭痛を訴える人がいる。
症状が現れている時は安静にして、症状がない期間に治療に通われるのをおすすめいたします。